フランスの田舎。日常の風景

モンセギュール(Montségur)の砦

カタリ派(Catharisme)最期の地、モンセギュール(Montségur)に行ってみた。

11世紀あたりから、南仏や北イタリアでは、キリスト教を帯びた民衆運動「カタリ派」が支持され始めた。

カタリ派の思想について、詳しい資料が少ないので、正確な事はわかっていない。
しかし、儀式、権力、金に腐敗するローマ・カトリックとは対照的に、禁欲、自助努力を実践するカタリ派は、地域の民衆の心をつかんだものと思われる。

ローマ・カトリックは、カタリ派の信徒を改宗させようとしたり、禁止令を出したりしたけれど、効果がなかった。そして、遂に、1209年、討伐軍(十字軍)を派遣し、強引な殺戮を始めた。

追いつめられたカタリ派の残党が、最後に立てこもったのは、この切り立った岩山(オキシタン語では、pogと言うらしい)モンセギュールの砦だった。

1244年、最後まで改宗を拒む信徒達、約200人は、火あぶりの刑に処されたという。


麓から頂上を見上げる。
a0216392_4455079.jpg

標高1216m。
a0216392_4495940.jpg

カタリ派の殉教者のために、1960年に建てられた記念碑。
a0216392_4515197.jpg

[PR]



by meganezaru-ko | 2012-06-02 05:10

フランスの田舎に住む、めがねざる。身近な景色を写真で記録。
by meganezaru-ko
プロフィールを見る
画像一覧

外部リンク

最新の記事

田舎散歩 Serres-su..
at 2016-04-13 22:55
菜の花畑
at 2016-04-12 04:39
サクランボの木
at 2016-04-03 16:42
ムスカリ
at 2016-03-31 15:27
at 2016-01-13 16:19

ブログジャンル

画像一覧